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特別授業「森の健康診断を進めよう!− in 東京大学愛知演習林」

〔特別授業〕森の健康診

 毎年恒例の、希望者による東京大学愛知演習林の演習林実習を、本年度は8月24日(月)に中学3年生の生徒35名が参加して行いました。
 この森の健康診断という企画は、近年、政策による拡大造林と人工林の管理不足から、土砂崩れなど日本の各地で起きているといった現状を、生徒達が調査および評価するプログラムで、第一人者である東京大学愛知演習林の蔵治光一郎先生や矢作川水系森林ボランティア協議会の指導のもと実施しています。
本年度の参加者は、昨年度の授業の中で松阪市森林公園の森の健康診断を実施しており、その発展版として、「緑のダム実験」および「間伐体験」を行いました。

 まず、蔵治先生から緑のダム実験の理論説明をうけ、緑のダム実験の実験装置作成、その後、装置を持って人工林に入り、①今にも土砂崩れが起こりそうな管理されず混み合った人工林、②数年前管理を始めた人工林、そして③実際土砂崩れを起こした後で、木が生えていない荒地の3地点を調査地点として、林底に人工の雨を降らし、水の流れ・土壌流出および保水力について比較調査を行いました。管理されずに混み合っている地点で土壌流出が顕著に多いなど、管理していない人工林の問題点を実感しました。

 その後、人工林の混み具合をその場で調査し、その後、混み具合を解消する間伐を手ノコギリにて実施。木を切った後の空間から光が入ってくることを体感しました。また、昨年度の松阪での実習では間伐体験をしておらず、自分の力で木を切る体験ができ、森の管理について体感することができた一日でした。

 本年度、本校は東京大学・京都大学・豊田市矢作川研究所・松阪飯南森林組合・NPO法人 都市と農山村交流スローライフセンターと連携を組み (独) 科学技術振興機構のサイエンス・パートナーシップ・プロジェクト (SPP) 「講座型学習活動」として特別授業の企画が採択されています。この企画はその一環として行いました。8月27日(木)には、京都大学総合博物館を、そして10月〜11月には中学2年生が森の健康診断を松阪市で体験する計画になっています。

小西 伴尚

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