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出発式が行われました

 昨日より降り続いた雨も上がった3月18日(日)、選抜高等学校野球大会に出場する野球部員の出発式が三重高校玄関前で盛大に行われました。

 出発式には、揃いの青いウインドブレーカーを着た野球部保護者の方々、他のクラブ生、報道関係の方、職員、そして長年三重高校の野球部ファンだと自負していらっしゃる方々など、多くの方に集まっていただきました。

 屋上から吊り下げられた垂れ幕と応援団の大団旗が、雨上がりのそよ風に揺れる中、中田部長、小森副部長、沖田監督に率いられて選手が入場し、出発式が始まりました。

 学校長から「選手の皆さん、43年前に優勝した時と同じように大会初日の第一試合を引き当てました。幸先のいいスタートです。今こそ本校の建学の精神『学術とスポーツの真剣味の殿堂たれ』を全国に見せる時です。選手の皆さんと応援するスタンドは一体です。チームは負けないと信じて戦ってください。43年前の再来を期待しています」と勝利のエールが送られました。
 続いて、硬式野球部後援会を代表して野球部OB会の高倉修様より「たくさんの部員の中から選ばれた皆さんは、同時に三重県の、そして東海地区の代表です。代表にふさわしい堂々としたプレーをしてください。私も第1日目の試合をしたことがあります。慣れない場で緊張するでしょうが、相手校も三重高校も、どちらも同じ条件です。日頃の練習で培った力を出し切って、勝利をつかんでください。」との言葉をいただきました。
 この言葉に応えて、沖田監督から「先日の抽選会は近畿・関東の代表から始まりました。三重高校は最後から2番目にくじを引きました。くじを引いた時、岡本くんがこちらを向いてニコッと笑いましたので、初日の第一試合を引き当てたことが分かりました。この縁起の良い試合を引き当て、それに合わせた調整を今日までしてきました。力を出し切った試合をしてきます。みなさんには引き続き応援をお願いします」との挨拶がありました。
 最後に、主将の岡本くんから決意の言葉がありました。「ここに集まっていただいた皆様はもちろん、多くの方々に支えていただいて出場できるのだと思っています。感謝の気持ちをプレーに込めて試合に臨みます。今後ともも応援をお願いします」と。選抜旗を握った岡本くんの言葉には強い決意が感じられました。

 この後、応援部が厳しく熱いエールと、「勝つぞー、勝つぞー三重校」の声援が送れられました。出発式を終えた選手たちは足早にバスに乗り、拍手で見送られて甲子園に向かいました。今日の午後は甲子園で練習をする予定です。大会を迎える準備はもうできているようです。


出発式には多くの方に集まっていただきました。
選手が入場し、整列しました。
学校長より激励の言葉がありました。
野球部OB会代表より激励の言葉をいただきまし
た。
沖田監督より挨拶がありました。
岡本主将が力強く決意を述べました。
応援団より、エールが送られました。
ブラスバンドの演奏にも力が入ります。
選手が退場し、バスに向かいます。
多くの方に見送られて、バスが出発しました。
三重高等学校
2012/03/18

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