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【生徒会活動】能登高校ソフトテニス部激励壮行会


六年制 生徒会長 挨拶


ダンス部 ダンスで激励・壮行会を盛り上げました

 本校では、1月8日、9日に引き続き、1月31日〜2月8日、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県立能登高校のソフトテニス部に所属する生徒たち19名を本校にお招きし、教室とテニスコート、学校の寮などを提供しながら交流を深めました。
 
 能登高校ソフトテニス部は、全国屈指の強豪校です。石川県内外からの多くの部員が寮生活をしながら、頑張っている学校です。お正月に県外に帰省して震災のため学校や寮に戻れなくなった生徒たちをお招きし本校で合同練習をしました。その後、能登高校では、授業が再開されましたが、一部オンラインを取り入れながらのハイブリット授業やビデオ学習が行われています。校舎や学生寮はいまだ断水のため日常生活が大変厳しい状況が続いていました。そこで、引き続き生徒たちを本校にお招きし、練習会場や生活の場、学習の場を提供させていただきました。


吹奏楽部・応援団・バトン部からなる三重高校応援団


能登高校との交流 制服姿が本校生

 本校で少しでも日常を取り戻した生徒たちは、教室でのオンライン授業、本校教師の特別授業や授業サポートを受けていただきながら生活をつづけました。その間、昼休みに一緒に昼食をしたりして、笑顔あふれる姿が校内のいたるところで見られました。


キャプテンからの感謝の気持ちが伝えられました


オンライン授業を本校教師がサポートしました

 2月8日、生徒会主体となり「能登高校激励会と北陸北信越大会壮行会」を行い、震災で、突然日常が奪われた生徒の皆さんを全校生徒で激励し励ます会を開きました。

 激励壮行会は、生徒会長の挨拶に続き、ダンス部のパフォーマンスで会を盛り上げました。続いて吹奏楽部・応援部・バトン部からなる三重高校応援団をリーダーとして全校生徒で能登高校にエールを贈りました。

 能登高校ソフトテニス部キャプテンからは、感謝の気持ちとともに、日常が奪われたくやしさや、ご支援いただいた生徒や本校への感謝の気持ち、そして2月に延期されたソフトテニスの北陸北信越大会への決意などが述べられ「自分たちの活躍が被災地へ勇気となれば・・・。三重高校に大会での優勝を報告ができるよう頑張ります。」などと話され、全校生徒からは大きな拍手が沸き上がりました。

 最後に、能登高校の先生から、御礼とともに、震災の厳しさ、日常が突然奪われた体験を具体的に、わかりやすくお聞かせいただきました。


2024/02/08