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【全校一斉 避難訓練】大地震を想定し、校舎から一斉に退避


デジタルナマズの警報音が鳴り、命を守る行動をとりました


揺れが収まったことを想定し、一斉退避(非常階段使用)

 2月9日(金)、この地方で警戒される南海トラフを震源とする巨大地震を想定し、校舎から一斉に退避する訓練を行いました。本校は、現在、中高合わせて2,000名弱の生徒が在籍する大規模校です。訓練には、本日登校しているすべての生徒・教職員約1,500名が参加しました。

 訓練は、『各ホームルーム中に大規模地震が発生した』との想定で行いました。まず全校放送で、大規模地震発生時の各自対応の仕方、注意する点などの説明をしました。各教室では担任から、校舎からの避難経路の再確認。その後、本校に備えている「デジタルなまず」(気象庁発表の地震速報に基づき、何秒後に大きさの揺れが来るか、ということを音声で知らせるシステム)を使い、地震の大きな揺れを想定して、生徒・教職員が各自自分の身を守るための行動(天上からの落下物に注意し、机の下に身を隠すことなど)をとりました。

 その後、揺れが収まったとの想定で、避難場所の野球グラウンドに一斉に退避しました。野球グラウンドでは、避難者の安全確認と点呼を行いました。そして、全員無事避難できたことを学校長に報告しました。


野球場に一斉退避


神崎高校長から避難訓練の講評を行いました

 神崎高校長から、ソフトテニス部を通じて親交があり、今回の能登半島の震災で被災された石川県立能登高校の先生の話を引用し、「大地震が起きれば、それまでの風景が一瞬で変わってしまいます。・・・。」と話され、「今後発生が想定されている南海トラフでの巨大地震に備える必要があります。まずは命を守る行動をとってください。いつ、どこで起こるかもしれない巨大地震に対して常に備えることが重要です。その一つとして今回は、迅速な退避訓練をしました。・・・」などと訓練についての説明や巨大地震に対する備えが必要なことなどが話されました。

2024/02/09