学校法人三重高等学校は、2018年(平成30年)4月より学校法人梅村学園から分離独立し、三重高等学校、三重中学校、梅村幼稚園の三つの教育機関を擁する法人として新たに設立しました。
また、同じ学祖を持つ梅村学園とは建学の精神、校訓を共にしており、包括連携協定を締結し友好関係を続けています。
本校は1961年(昭和36年)、梅村学園松阪キャンパス創設のスタートとして誕生し、開校から半世紀の校史を刻んだ。この間、様々な教育環境の改革・改善やチャレンジを積み重ね、1985年からは全国に先駆けて三重中学校との中高一貫教育体制を導入。三重県内有数の進学校として高い評価を得ている。
2008年からは、教育効果の一層の充実を図るため、三年制と中高一貫六年制とを分離した。三年制は進学コースと特進コースに再編し、六年制は特別選抜クラス「TOP35」を1クラス募集段階から設置した。
建学の精神に則して、文武両道を確立させ、全国制覇も果たした硬式野球部やソフトテニス部、ダンス部、吹奏楽部をはじめ部活動も盛ん。様々なフィールドで校訓の「真剣味」を発揮して活躍している。教師と生徒が「車の両輪」として限りない前進に努めている。
1962年に開校、1985年に三重中学校・高等学校の中高一貫教育体制が発足し、着実な大学進学実績により三重高等学校の進学校としての発展を支えてきた。2008年より中高一貫教育が独立し、高校部と一体となって三重中高六年制の6か年の教育にあたっている。2013年より特別選抜クラス「TOP35」を設置し、東大・京大をはじめとする難関国公立大学への進学の一層の充実を図っている。
日常の教育活動は校訓「真剣味」に基づき、「あたりまえを真剣に」をモットーに行われている。 生徒にとって最も「あたりまえ」である学習をはじめとして、すべての活動に真摯に取り組むことにより、人間性の陶冶とそれに基づく学力の伸長が達成されると考えている。また、学力は体力・感性を含む幅広い「総合力」の上にあると考え、日々の授業の充実に加え、校内外で体験を中心とした様々なプログラムを提供し、高い知性の育成をめざしている。
1965年(昭和40年)に松阪女子短期大学(当時)の附属幼稚園として誕生した。松阪市郊外の丘陵地にあり、花木や池が四季折々の装いを見せる豊かな自然に包まれている。
幼児期を人間性豊かな人格の基礎作りの時期ととらえ、「生き生きと元気に活動できる子ども」「意欲的に活動できる子ども」「相互に共感できる子ども」を育てることを教育目標に掲げている。これまでに4,000人の卒園児を送り出した。
3歳児から小学校就学前の5歳児が送迎バスで通園。充実した施設の中で、特別講師による英語や運動、茶道の指導のほか、親子料理教室なども取り入れている。子育て支援として「2歳児親子教室(にこにこらんど)」を週に3日間(火、水、木曜日)、「預かり保育」を朝8時から夕方6時まで行っている。また、課外クラブとしては、体育とサッカークラブがある。