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洛陽外国語学校、北京外国語大学付属外国語学校とのオンライン交流


オンラインでの交流

  国際交流プログラム 「Global Link 2020」  世界の若者をつなぐ
   洛陽外国語学校、北京外国語大学付属外国語学校との交流


 本校は四川省成都市にある成都外国語学校と姉妹校提携を結び、毎年9月には長期留学生を、また、2月には短期留学生を迎えてきましたが、新型コロナウイルスの蔓延により交流の中断を余儀なくされました。そこで、国際交流基金・日中交流センターより提案をいただいた「日中高校生対話・協働事業」に参加し、本校は「Global Link 2020」と名づけたプログラムを始めました。

 「Global Link 2020」では、新に河南省洛陽市にある洛陽外国語学校と北京外国語大学付属外国語学校との交流を始めました。洛陽外国語学校は、唐代には長安に対して東都とよばれた洛陽市にあり、古い歴史を誇る都市の中心部にあります。北京外国語大学付属外国語学校はその名のとおり、北京外国語大学の付属高校で、外国語教育はもとより理数系教科の教育でもよく知られた学校です。どちらの学校も数ある外国語学校の中でも高いレベルを誇る学校です。
 
 4年生、5年生の国際交流に関心の高い生徒16名が、11月19日、26日に洛陽外国語学校と、12月17日には北京外国語大学付属外国語学校とオンラインでの交流を行いました。
 
 日本では、中国の高校生たちがどのような生活を送り、どんなことに関心があるのかなどの現実が伝わってこないのですが、中国の高校生たちは日本についてたいへん詳しく知っていました。驚いたことに、日本で流行しているアニメや映画、人気のあるアイドルなど、中国側から多くの話題が出され、お互いに知っている歌を歌うこともできました。高校生らしく、「難しい教科は何?」「数学!」「やっぱり〜、一緒や」、「冬休みは何するの?」「宿題がいっぱいあるから…」と共感を分かち合い、グループによっては教科書を見せて、今習っている微分を話題にする姿も見られました。

 中国は、日本と国家体制が違い、政治的な課題が多いと報道されていますが、若者の関心事、学習、生活には共通点がたいへん多いことが分かったのは大きな収穫でした。今後も交流を通じて、新しい発見を繰り返すことでしょう。

2021/01/07