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【学校行事】消防訓練・濃煙体験をしました


消火器の取り扱いを説明する松阪南消防署員

 3月8日(木)放課後、松阪南消防署から3人の消防署員の方をお迎えし、消防訓練、濃煙体験を行いました。参加した者は、中高各クラスの代表、約60名と教職員です。
 当日は、降雨のため屋外で予定していた「消火器」の実演指導はできませんでしたが、屋内の体育ホールで、消火器についての説明、消火器の使い方、消火器での消火方法など実演を交えてながら、指導を受けました。また、体育ホール設置の火を消す「消火栓」を生徒の前で開き、消火栓の仕組み、使い方など、説明を受けました。しかし、自分の背丈くらいに大きくなった火の場合は、ただちに避難し、自分の身を守る行動が大切となります、などと指導を受けました。消防署員の方のユーモアのある語りや丁寧な説明に、参加した生徒達は、皆真剣に耳を方向けていました。
 続いて教室を使用しての「濃煙体験」をしました。一つの教室に机で迷路を作り、人工的に煙を発生させ、煙で目の前が全く見えない時の行動を学びました。濃煙体験は、4人一組でリーダーを一人きめ、人工の煙で目の前が全く見えない状況の中、ハンカチなどで口をふさぎながら、リーダーの先導で、迷路の中を壁伝いに、背を低くして、脱出する体験をしました。実際の火災現場の煙は、高温でしかも有毒ガスも発生している場合もあるとのことをお聞きしながらの訓練となり、真剣な取り組みとなりました。
 訓練の後、参加者した代表の生徒からは、緊張感のある大変有意義な訓練でした。今後遭遇するかもしれない実際の火災現場では、今日の体験を生かし、落ち着いた対応ができるようになりたい、などとお礼の言葉を述べました。
 訓練終了後、教職員対象に、職員室や事務室に設置されている校内消防関連機器(緊急放送・消火器・消火栓など)の取り扱い指導、火災発生時の教職員の対応の仕方などの指導も合わせて行っていただきました。

2018/03/09