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お知らせ

創立50周年を記念して卒業生から絵画の寄贈がありました

2010-04-22

三重中学校・高等学校の創立50周年を記念して、6年制の卒業生(1991年度高校卒)で洋画で活躍されている大泉佳広さんから作品を寄贈していただきました。大泉さんは現在宮崎大学教育文化学部准教授として、教育に携わってみえます。2010年2月に松阪文化財センターで個展があり、そこで展示された作品の一つを寄贈していただきました。100号の大作で、カフェテリア「ディスコランテ」の壁面に設置されました。

 【大泉さんからのメッセージ】 91年度卒業生の大泉佳広です。この度は母校のカフェテリアに私の作品を飾っていただき、大変光栄に感じています。私は「O-WORLD」と名付けた空想の世界を目の前に具現化させることをコンセプトに作品制作を続けています。今回、寄贈させていただきました「HAKONIWA」は、デジタル時計で表されるような客観的な「時間」ではなく、自分の内側の世界で流れる「純粋な時間の流れ」を表現した作品です。「私だけの世界(箱庭)は小さいけれども、しっかりと自分の時間(歴史)を刻んでいるよ」といった感覚を感じ取ってもらえば幸いです。 最後に卒業生として一言。自分の世界(箱庭)は絶対に大切なもの(オンリー・ワン)です。でも、その良さを他の人に伝えるためには、理解してもらう努力を自分自身がしなかうてはなりません。その努力は自分の世界をさらに磨きあげることとなり、結果としてナンバー・ワンに近づいていくものだと思います。みなさん、自分の箱庭を大切に育て上げてください。

 

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