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お知らせ

地域の方から絵画の寄贈がありました

2011-06-04

6月4日(土)、久保町在住の日本画家、山本靜香さんから作品を寄贈していただいました。寄贈された作品『石仏の詩(せきぶつのうた)』は山本さんの代表作で、1991年の日春展に出品されたものです。山本さんは1971年に日本画家の故奥山芳泉先生に師事されて依頼、40年にわたって創作活動を続けられ、その間日展に8回、日春展に19回入選、松阪市展および三重県展の審査員をされています。山本さんはまた、お子様3人が梅村学園で学ばれましたので、PTAの元会員でもあります。 なお、作品はベルホールのロビー壁面に展示させていただきました。

 【作品について】 小さいころから絵を描くのが好きであったが、本格的にはじめたのは今から40年前。作品は主に「心象風景」が多く、石仏や樹木、湿原などを組み合わせた中に、自分の思いを託して表現している。 岩に刻まれた磨崖仏(まがいぶつ)からヒントを得て、塗り重ねた岩絵具を線状に削り落とし、さらに塗っては削るという作業を繰り返す独自の画法で、繊細さを出す作風である。