六年制の成果発表会が行われました。
探究的な学びの成果について発表をし、それぞれの日頃の探究に新しい視点やアイディアが生まれることを目的として、3年前から始まりました。六年間ある学び舎での活動のモチベーションを高め、意欲的に取り組めることが期待されています。
最初に国際関係の発表を行いました。三重中高では現在、中学2年生のJICA訪問から始まり、名古屋で行われる模擬国連への参加など国際関係の活動が増えてきています。今回は、グローバルユース国連大使として1年間に研修をされている3年生から、カンボジアとフィリピンで行なった海外研修について、報告をしていただきました。
続いて、科学の部として、中学生の自由研究、学年代表の発表をおこないました。
後半は、探究の発表です。
1年生の地域探究「まつたん」の発表です。調べ学習をベースに進めており、調べる内容の深さが毎年進化してきています。4年生はグループでの課題解決型探究として、フィールドワークを終えての中間発表を、5年生・6年生は個人での探究の発表です。中学校でみがいた力を生かし、特に6年生の最後には個人論文を作成します。
今年度は、松阪もめんを題材とした研究発表が多くありました。在校生の中で引き継がれる研究として、販売に関すること、栽培に関すること、製法に関することが、社会科学・自然科学の両面から発表がされていました。