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【中学】中学3年生が研修旅行をおこないました

3年生は10月7日(月)~9日(水)、中国・四国地方(広島県・愛媛県・香川県・徳島県)をめぐる2泊3課の研修旅行を行いました。

1日目の7日(月)は、学校から広島県までバスでの移動。7時間に及ぶ長旅となりましたが、生徒それぞれが用意したレクリエーションを楽しみ、また、バスガイドさんの案内で学び期待を高めと充実した時間を過ごしました。
広島県に着くといよいよ平和学習です。天候はあいにくの雨となりましたが、「平和記念公園」を現地のガイドさんの案内で回りました。平和祈念式典では、生徒代表による「平和の誓い」、献花、黙祷が行われました。式典後は平和祈念資料館での見学を行いました。原爆投下後の広島市の様子、核廃絶に向けての努力、凄惨な事実にも目を背けることなく真摯に受け止め、一生懸命学習する生徒の姿が見られました。

2日目の8日(火)は愛媛県へ移動し、「大山祇神社宝物館」を訪れました。ここでは国宝に指定されている甲冑や太刀の見学を行いました。
次に訪れたのは「マイントピア別子」と「別子銅山記念館」。別子銅山記念館では館長さんのご案内のもと、日本三大銅山の一つである別子銅山の歴史について学びました。採掘の様子から、そこで働き暮らす当時の人々の様子に耳を傾け、研修ノートにメモを取る生徒の姿が見られました。マイントピア別子では自分たちで決めた班ごとに分かれ、トロッコに揺られ坑道見学を行いました。ボランティアガイドさんの説明を聞き、当時の採掘の様子を知ることができました。

3日目の9日(水)は香川県、「中野うどん学校」にてうどん作り体験。初めこそ人生初のうどん作りに緊張するも、途中からは大盛り上がり。音楽に合わせて生地を踏み、全力でうどん作りを楽しみました。
午後からは徳島県、「大塚国際美術館」での芸術鑑賞。フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」やゴッホの「ひまわり」を代表とする絵画の数々を楽しみ、世界各国の芸術に理解を深めました。中には「時間が足りなかった」、「また見に来たい」という声もあり、充実した時間を過ごせた様子が窺えます。

雨続きの天候とはなりましたが、生徒たちの天候をものともしない学習意欲から充実した研修旅行とすることができました。

(2024/10/23)
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