5月8日木曜日、講師として多賀敏行先生を招き、英語特別授業が行われました。
https://www.ogu.ac.jp/faculty/teacher/grad_int/taga.html
外務省の外交官としてチュニジアやラトビアの大使を歴任し、また天皇陛下の侍従を経験されてきた多賀敏行さんは松阪出身で、今回の特別授業を自らオファーしてくださいました。
普段の英語の授業とは打って変わって、多賀さんの経験を交えた大変内容豊かな講話中心の授業展開と時折交えるユーモアが生徒たちの心をくすぐったことと思います。何かと批判されがちな日本の英語文法中心の授業ですが、多賀さんは英語、日本語という二元的な考えに気を取られないことが大切だと強調し、様々な言語を俯瞰することで得られる学びの価値を説いてくださいました。また、英語の発音の重要性を強調し、生徒が普段疎かにしてしまいがちなアクセントや“英語にメロディーをつけて発音すること”を指摘してくださいました。さらに、多賀さんは「コツコツと勉強をすることの大切さ」にも触れられ、わからないことを逐一調べたり、メモを取ったりすることが重要あることを述べられました。
授業の感想をみてみると、多賀さんの多彩な英語の話や知識の引き出しがコツコツ勉強することの価値を裏付けているように感じた生徒もいたようです。まさに“説得力のある話”だったように思います。