11月7日(金)~10日(月)と12日(水)、『ESD in 三重2014~アジア・太平洋持続可能な開発のための教育(ESD)ユース世界会議』に三重中高の高校科学技術部と中学創作科学部の生徒11名が参加しました。(ESD: Education for Sustainable Development「持続可能な開発のための教育」)
これは、三重大学国際環境教育研究センターが主催したもので、日本を含むアジア・太平洋地域の小・中・高・大学生が、文化・年齢の違いを超えた交流の中で、環境保全、国際理解、生物多様性保全、文化・伝統の保存・継承等のESDプログラムを体験し、これからの持続可能な社会づくりに向けて必要なことに気付き、考え、学ぶことを通じて、次世代を担う自ら(ユース)の役割を見出し、それらを『アジア・太平洋持続可能な開発のための教育(ESD)ユース宣言』としてまとめることが目的で、19か国210名が参加しました。
また、8日にその企画とタイアップして行われた『アクアソーシャルフェス』には三重中高の六年制生徒会・高校ボランティア部・高校科学技術部・中学創作科学部を中心に50名の生徒が参加しました。その後10日に行われたシンポジウムの中で、『環境コンテスト』の表彰式が行われ、標語部門で入賞した三重中高5年生の東綾菜さんと3年生の日髙晴実さんが表彰されました。
校外での様々な体験・交流・発表を通して、生徒たちが日に日に成長するのが感じられました。
日程は次の通りです。
[7日] アジア・太平洋ユース伊勢湾洋上国際環境学習(三重大学実習船「勢水丸」乗船)、海の博物館及び海女小屋(鎧崎)見学
[8日] 松名瀬海岸(松阪市)で海岸清掃と観察会、斎宮歴史博物館見学
[9日] 三重県総合博物館見学、分科会及び「ユース宣言」作成
[10日] 三重大学「WOOD JOB!」の展示見学、「環境コンテスト」表彰式、シンポジウム参加、ユース宣言
[12日] 名古屋国際会議場で「ユース宣言」や分科会での発表
約400名で松名瀬の海岸清掃を行い、その後干潟の観察を行いました。観察会では三重大学環境ISO学生委員会の皆さんと日頃から松名瀬海岸で調査を行っている中高の科学系クラブの部員が講師を務めました。
斎宮歴史博物館では、昔の遊びを体験したり、復元工事の現場見学をしました。
![]() 松名瀬海岸での清掃活動 |
![]() 中学創作科学部の生徒が講師を務めました |
![]() 高校科学技術部の生徒が講師を務めました |
![]() 「アクアソーシャルフェス」にはこれだけ多くの人が参加 |
![]() 斎宮歴史博物館での復元作業 |
![]() 遺跡の発掘現場 |
![]() 土器を触らせていただきました |
![]() いつきのみや体験館にて |