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[中学] 3年生で理科特別授業「放射線」が行われました

2015-02-20

2月20日(金)に、中学3年生で放射線に関する特別授業を行いました。名古屋大学名誉教授の西澤邦秀先生と、中部原子力懇談会の3名の方をお招きし、ベルホールで2時間にわたり、講義と実験を行っていただきました。
講義では、放射線の基礎的な知識、その影響、放射線防護の考え方、そして放射線の利用についてのお話をいただき、生徒たちからは、「β線は紙を透過するというが、紙を何枚重ねても透過するのか」など積極的な質問がありました。
実験では、放射線が飛んでいることを観察できる霧箱という装置を各自が作成しました。放射線が飛ぶところを観察できた生徒たちから「おぉ!」と歓声が上がっていました。また、放射線測定器「はかるくん」を用いた測定実験では、自然放射線や船底塗料などの試料の測定を行い、どの生徒たちも興味深く観察を行っていました。
その後の質疑応答でも、生徒たちからは、「カリウムを多く含む食物を多く食べるとどうなるのか」や「放射線の透過力の違いを利用されているものにはどんなものがあるか」など数多くの質問があり、普段目にすることができない放射線を観察できたこともあり、放射線への知識を深めることができました。

       


講師紹介

講義

実験1霧箱の作成

実験1霧箱の作成

実験1霧箱の実験

実験2放射線量測定実験

実験2放射線量測定実験

実験2放射線量測定実験

質疑応答

質疑応答
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