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[中学] 3年生で理科特別授業「放射線」が行われました。

2018-02-06

2月6日(火)に、中学3年生で放射線に関する特別授業を行いました。日本科学技術振興財団の掛布智久先生をお招きし、ベルホールで2時間にわたり、講義と実験を行っていただきました。

1限目は放射線の利用について日常での活用例からはじまる様々な基礎知識を学んだ後、ドライアイスを使った実験を通して「私たちが見ている雲はいったい何なのか」を考えました。2限目はその実験内容を前提に放射線が空気中を飛んでいることを間接的に観察できる「簡易霧箱」という装置を各自が作成しました。まずはじめに線源を利用して観察します。目の前に現れる放射線の軌跡に生徒たちからは歓声が上がり、笑顔が見受けられました。つぎにこの装置を活用して「放射線の半減期」を体験しました。この実験で「私たちが見ているもの」「放射線について」の理解が深まり、また難しい内容をわかりやすく目の前で見ることはとても印象的な学習になりました。講義の最後には、これからの時代を担うべくどのように「放射線の関わる様々な事象」に向き合っていくのか個々の姿勢と意識を見つめ直すお話をいただきました。先生の熱いメッセージには学ぶところが大きく、生徒たちは自分事として真剣に聞き入っていました。

   

 
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