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クラギ文化ホールで芸術鑑賞会が行われました。

本校の芸術鑑賞会は音楽・演劇・古典のテーマを順に行っており、本年は音楽の年としてセントラル愛知交響楽団による演奏会を行いました。多数の保護者の方にもご来場いただき、多彩なプログラムを楽しむことができました。

冒頭の学校長の「芸術について」の話から始まり、ワーグナーのニュルンベルクのマイスタージンガー第一幕への前奏曲で開演しました。金管楽器の誇らしげな響きと雄大な旋律を味わい、木管楽器の色鮮やかな音色を堪能しました。

各楽器の紹介と演奏では、映画やテレビ、そしてゲームなどの生徒たちの身近な音楽で、楽器ごとの音色と楽器の可能性を感じ、生徒たちは大いに感動をしていました。

演奏会後半は「音楽の大きなドラマを感じよう」を合言葉に、交響曲の全曲演奏でした。はじめての交響曲体験の生徒がほとんどでしたが、楽章間の緊張感や会場全体の集中力が高まっていく様子もあり、演奏者と鑑賞者でつくる演奏会を体感できる貴重な機会となりました。

アンコールでは、三重高等学校校歌・三重中学校校歌のオーケストラアレンジが準備され、オーケストラとともに校歌が斉唱されました。格調高く演奏される、いつもと違う校歌に生徒たちは背筋が伸びる思いがあったのか、いつも以上に美しい校歌となりました。

最後はラデツキー行進曲が用意され、マーチのリズムに合わせてさまざまな音量での拍手体験となりました。会場全体の気持ちと拍手が一体化し、さながらニューイヤーコンサートのような華やかな気持ちで演奏会を終えることができました。

演奏曲

ワーグナー/ニュルンベルクのマイスタージンガー 第１幕への前奏曲

弦楽器紹介

グリーグ/ホルベアの時代より「プレリュード」

管楽器・打楽器紹介

ビゼー/歌劇 アルルの女より「メヌエット」「ファランドール」

ドヴォルザーク/交響曲第９番「新世界より」